剛毛JK奏音かのん、おじさんと濃厚ベロチューデート
オーストリアの劇作家・グリルパルツァーは「接吻」という詩でこんなことを語っている。
手の上なら尊敬のキス。額の上なら友情のキス。頬の上なら満足感のキス。唇の上なら愛情のキス。
グリルパルツァー名言集より
閉じた目の上なら憧憬のキス。掌の上なら懇願のキス。腕と首なら欲望のキス。
さてそのほかは、みな狂気の沙汰。
「接吻・キス」という行為ひとつをとってみても、それがどの場所にされるか、そしてどういう形でするか、によって意味合いが変わってくる。それらによっては最後の一行が指す「狂気の沙汰」となることもあるだろう。
例えば昭和の映画スター「勝 新太郎」氏は亡くなった母親のオマンコに別れのキスをした。
これこそまさに「狂気」であるが、さすが大スター!と、このエピソードはなかば伝説的に語り継がれている。
さて今回はそんな「狂気の接吻」を描いた作品を紹介したい。それが「奏音かのん」ちゃん主演の「放課後、寄り道…そして、接吻。 」という作品。ベテラン男優「佐川銀次」氏を迎え、「おじさんと女子高生の恋模様」を描いた作品は、内容・プレイとも実に「濃い模様」であった。
濃いのは「かのんちゃんの陰毛」だけにあらず、佐川氏とのからみも濃い!
この作品の”濃さ”はどのようにして生み出されたのか?
私は「人に言えないスケベなことを放課後にコソコソとするおじさんと女子高生が放つ密室感」、これこそが絡みつくようなネットリとしたエロさを醸し出していると考えた。
作中では人目につきそうな場所でのキスやプレイが織り込まれ、隠れてコソコソとイチャつく、バレそうでバレないスリルを楽しむシーンが目を引く。恥じらうかのんちゃん。絡みつくように粘着質な責めを見せる佐川氏。ふたりの共演がこの作品のエロスを作り上げていた。正直、作中には派手で激しいプレイはない。しかし秘するエロを丁寧に積み重ねた、見る側の興奮度をしっかりと高めてくれる演出がなされている。このあたりの監督の手腕はなかなかのものである。
おじさんの卑猥な舌が、かのんちゃんの身も心も溶かす
学校終わりの放課後、待ち合わせたふたりは商店街をぶらぶらデート。はたから見れば親子にしか見えない。ただでさえ目立つ。それでもふたりは人目を盗んでこっそりキス、キス、キス。そして場所を変えながら、ふたりの行為は次第にエスカレート。恥じらいながらもおじさんの指に、舌に、身も心も溶かされていくかのんちゃん。果たしてかのんちゃんはおじさんの前にどうなってしまうのか。ラスト10分は衝撃の展開に…。
質実剛毛!1本1本に張りがある、かのんちゃんの陰毛
さて、今作はタイトルにもあるとおり「接吻」がテーマの作品ではあるが、もちろんプレイの各所でかのんちゃんの剛毛も楽しめる。
そのかのんちゃんの剛毛であるが、今作でも相変わらず可愛いルックスとは正反対の黒々としたボーボーマン毛を披露。きめ細かな白い肌も相まってより黒く見える陰毛は、毛の1本1本がしっかりとした張りのある印象。かのんちゃんの出身地、福岡県の博多とんこつラーメンで言えばまさに「バリカタ」。まさに替え玉のごとく何度もおかわりでクンニしたい、そんな素晴らしい陰毛である。
そしてこの黒々とした陰毛に手マンやクンニを施すベテラン男優「佐川銀次」氏がまたこの上なくイヤラしい。この熟練したテクニックは「無形文化財」として文部科学省に推薦したいくらいだ。
本作ではこの佐川氏の変態っぷりが決まっていた。蛇のように細かくストロークする舌使いのクンニや、唾液交換を交えたキスなど、氏の見た目、キャラクターもあって変態性を見事に発揮。それに氏の言葉遣いも独特なイヤラしさと雰囲気があった。かと言って責めやプレイは強引ではなく、むしろ優しい。これぞ「変態紳士」、AV界のジェントルマンとして、佐川氏の演技は秀逸であった。
そんな好演をみせる佐川氏に、かのんちゃんも負けてはいない。
役柄としては女子高生であったが、その可愛さあふれるキュートなルックスでありながら、プレイではベロチューや唾液交換など、おじさん相手に積極的かつ濃厚なプレイを披露。見た目は優等生タイプ、なんなら生徒会長もこなし、普段はキッチリと校則を守ってそうな女子高生・かのんちゃんがこんな大胆プレイを放課後にコソコソやっているのかと想像したら、それだけで私のチンチンもGTOよろしく反町になってしまった。
そんなかのんちゃんが佐川氏からファミレスのトイレでは洗面台の前で乳首やマンコをいじられ、鏡で自分の姿を見ながら絶頂したり、ラブホテルではスクール水着姿にされた挙句、手マン・クンニの合わせ技でお漏らし一本を奪われるなど、羞恥を絡めたプレイで敏感に反応する姿がたまらない。また、かのんちゃんの「キス顔」も素晴らしく、キスする前の「アヒルぐち」が死ぬほどカワイイ。もしこれがゴッドタンの「キス我慢選手権」ならば、劇団ひとりも秒殺だろう。
そして今作は序盤からおじさんと女子高生がイチャイチャしながら変態プレイを展開していく流れであり、割と落ち着いた雰囲気を醸し出した作品である。しかし、ラスト10分前に意外な展開が訪れる。
それはセックスで寝落ちしたふたりの前にいきなり裸の男2人が登場。実はこの男性2人、佐川氏演じるおじさんの友達。なんでもかのんちゃんが男2人からキスされるところを見たいと思い、おじさんが呼び出したようだ。一瞬、この男2人から犯されるのか?と思ったが、ここはキスとフェラでフェニッシュ。そしてこの作品はエンディングを迎える。
私自身、まさか最後の締めが男2人とのキス、フェラチオで終わるとは思っていなかったので面食らってしまった。しかしキスとフェラのみであったが、これが不思議なことに逆にエロく感じた。
セックスで犯すよりも、舌で犯す方が、このおじさんの変態っぷりをよく表していたのではないかと思う。そしてこの作品を手掛けた監督の「一ノ瀬くるみ」氏は得意なジャンルは「ザーメン&接吻」と公言。たしかに今作のラストは一ノ瀬氏の”得意分野”での見せ方になったが、それは性癖に対する徹底っぷりを貫いたともいえる。
さて、今作を色々と見てきたが、相変わらずかのんちゃんは「剛毛界のエース」とも言える素晴らしい演技とプレイを披露してくれた。そしてそこには「佐川銀次」氏という名バイプレーヤーと、「一ノ瀬くるみ」氏という監督の存在も大きい。この3人が「三位一体」となって「接吻」という名の「狂気の沙汰」ともいえる映像を見せてくれた。
最後のオチに関しては人によっては物足りないと感じる人もいるかもしれない。通常のAVはセックスで終わることも多いからだ。しかし、そこは敢えて接吻やフェラで終わらせるところにプライドとこだわりを感じた。私の単なる思い過ごしかもしれないが、こういったこだわりを持った制作陣は応援したくなる。売れ筋だけでなく、マニアに届けたい!という作品の出現を、今後も期待とキンタマを膨らませて待ちたい。
商品名 | 放課後、寄り道…そして、接吻。 |
発売日 | 2020/01/31 |
AV女優 | 奏音かのん |
シリーズ | 放課後、寄り道…そして、接吻。 |
レーベル | ドリームチケット |
監督 | 一ノ瀬くるみ |
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